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【ドコモ料金プラン】ギガホとirumoのサービス比較

2023年10月21日

【ドコモ料金プラン】ギガホとirumoのサービス比較

ドコモのプラン変更を検討

約30年間勤めてきた会社を退職したことを機会に、固定費の支出削減を逐次進めています。

その一環で、ドコモ利用料金の見直しをすることにしました。

現在のプランは「ギガホプレミア」です。

現役時代はデータ使用量が多かったので、ギガライトよりギガホプレミアの方が、結果的に月額使用料を安く抑えられたのです。

しかし退職して自宅Wi-Fi中心の生活スタイルになると、ドコモ回線のデータ使用量が激減しました。

月3GBもあれば十分なのです。

見直しの結果、ギガホプレミアからギガライトへプラン変更しようとしましたが、2023年6月30日をもってギガホプレミアやギガライトの新規(変更)契約は終了となり、新プランであるirumoやeximo、あるいはahamoの中から選択することになりました。

ギガホプレミアとirumoのサービス比較

月間データ使用量3GBでできるだけ安いプランを選ぶとなれば、選択肢はirumoに絞られます。

あとはプラン変更のメリット・デメリットを分析するため、現在のギガホプレミアの契約内容をベースに、ギガホプレミアとirumoを比較しました。

プランギガホプレミアirumo
月間トータル料金(=月額-割引等)3,168円1,210円
(内訳)月額(3GB)5,555円2,167円
みんなドコモ割ー1,100円割引無し
ドコモ光セット割ー1,100円ー1,100円
dカードお支払割ー187円ー187円
キャリアメール無料330円
回線混雑時速度制限無し有り
ドコモ利用料金のdカードGOLD還元率10%1%
長期利用ありがとう特典有り無し

※ 青字が利点、赤字が欠点

まずは料金を比較します。

月額だけならirumoの圧勝です。

3GBなら半分以下の料金になります。

しかし、irumoではみんなドコモ割は使えなくなります。

そして私の場合は長らく使っていたキャリアメールを維持したいので、irumoにすると330円追加となります。

それでも、月間トータル料金比較ではirumoの圧勝です。

回線混雑時速度制限は、重大な比較ポイントになる可能性があります。

現在ドコモ回線ではパケ詰まり問題で特に人口集中地域では回線混雑でデータ通信速度が低下し、通信品質改善に時間を要しています。

もしこのパケ詰まりによる回線混雑が原因でirumoに速度制限をかけられると困ってしまうのです。

ドコモ利用料金のdカードGOLD還元率がirumoでは1/10になることは、dカードGOLDユーザーにとっては大きな問題です。

さきほど料金比較ではirumoの圧勝としましたが、この差がdポイント獲得量でかなり縮まるかもしれません。

長期利用ありがとう特典は、誕生月のd払い還元率が最大20%UPするサービスです。

irumoに変更すると長期利用ありがとう特典が無くなるのです。

長期利用者にとっては、この差は無視できません。

場合によっては、irumoが優勢であった料金比較の結果が逆転する可能性もあります。

新プランへの変更メリットが少ないため旧プランを継続します

純粋な月額料金だけを比較すればirumoが安かったのですが、dポイント関連のサービスが一部無くなるため、dカードやd払いの使い方次第では、差が無くなったり逆転したりする可能性があります。

速度制限についてはまだ情報が少ないのではっきりとはわかりませんが、irumoは旧プランより回線品質保証の優先順位が低いということになります。

これまで格安キャリアに移行せずドコモユーザーであり続けた人は、きっと回線品質を重視するタイプが多いと思います。

旧来のドコモユーザーから見ると、回線品質は下げるけど格安キャリアほどは安くないというirumoの立ち位置が中途半端なような気がします。

以上のように検討した結果、現在契約中のギガホプレミアを継続することにしました。

少しだけ変更したことは、これまで通話オプションが「かけ放題(1,980円)」であったのを「5分無料(880円)」に変更したことです。

現役時代のように自宅以外の場所で長電話することは無くなったので、ライフスタイルの変化に合わせて安くしました。しばらく様子を見て、今後も通話所要がほとんど無ければ、5分無料プランも解約する方向です。

機種やOSであれば、新しい方が良いケースがほとんどだと思うのですが、料金プランについては必ずしもそうではないのかなと思いました。

例えばギガホプレミアの前はシェアパックという料金プランだったのですが、この時もプラン変更のメリットはそれほど実感できなかった記憶があります。

新旧プランが長期間共存すると、キャリア側も新旧のネットワーク機材、通信ソフトウェア、パラメータ設定等で運営が複雑になり、例えばパケ詰まりのような問題が発生したり、サイバー攻撃にも脆弱になる可能性があります。

ここらへんは、格安キャリアの営業の巧みさを参考に、ユーザーに対して新プラン移行の圧倒的なメリットを示して、今回のような比較検討の余地を無くして下さることに期待します。

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