資産運用

【新NISA口座の開設】楽天証券とSBI証券を徹底比較

2023年12月7日

【新NISA口座の開設】楽天証券とSBI証券を徹底比較

新NISAへ向けて、楽天証券とSBI証券を徹底比較

2024年から新NISAが始まります。

どの証券会社で新NISAを始めるか、悩んでおられる方も多いと思います。

私は楽天証券でiDeCoやつみたてNISAをしています。

しかし2021年末から相次いだ楽天経済圏でのサービス改悪を受けて、翌2022年にSBI証券に口座開設しました。

2023年からのつみたてNISAはSBI証券でと思っていたのですが、SBI証券の投信マイレージ(投資信託の銘柄や保有額に応じてポイント付与)と楽天経済圏から得られるポイント付与のどちらが大きいか、これは個人差がありますが、私の場合を概算してみたら楽天経済圏の方が勝る感じだったので、結局楽天のままにしていました。

しかし、新NISA制度開始が目前に迫り、「新NISA口座を、楽天証券とSBI証券のどちらで開設するか問題」に結論を出すため、以下の表のとおり徹底比較しました。

相対的に「優れている」と判定した部分については赤文字にしています。

もちろん、判定は個人差がありますので、ご参考までに。

楽天証券SBI証券
為替手数料通常:25銭
キャンペーン:3銭(常続的にキャンペーン中)
→ 2023年12月4日から無料化
SBI証券:25銭
住信SBIネット銀行:預金6銭、積立3銭
→ 2023年12月1日から無料化
外貨普通預金金利年0.01%年0.70%
外貨建てMMF円と外貨MMFを売買するため
為替差益が非課税
円を外貨交換してから外貨MMFを
売買するため為替差益が課税対象
日本円普通預金金利300万円以下年0.1%
300万円超は年0.04%
住信SBIネット銀行:年0.001%
SBIハイブリッド預金:年0.01%
入金時ポイント・楽天カードから楽天キャッシュ:0.5%
・楽天カードから楽天証券:0.5%
(それぞれ上限5万円、合計10万円
三井住友NLカードからSBI証券:0.5%
(上限5万円)
保有時ポイント実質ゼロ
→ 投信残高ポイントプログラム が一部
ファンドを対象に復活(楽天S&P500、
楽天オルカン、楽天日経225、楽天先進国
株式(除く日本))
投信マイレージ(eMAXISS&Pなら
年0.0374%(つみたて投信枠上限額
600万保有なら年2244ポイント))
ふるさと納税他社カード1.5%
楽天カード4%
(年10万円ふるさと納税すると10万円×4%
=年4000)
他社カード0%
三井住友カードポイントUPモール
で0.5~5%
(さとふる2.5%に年10万円ふるさと
納税すると10万円×2.5%=年2500)
経済圏効果楽天市場、楽天ペイ、楽天モバイル等多数銀行、証券、カード等の金融系に強み
証券会社独占投資信託「楽天・プラス」シリーズ等(信託報酬超低「SBI・V」シリーズ等(信託報酬低
買付手数料無料米国ETF両証券会社に優劣無し。

楽天証券とSBI証券の得意・苦手が明確化

表のように、楽天証券とSBI証券の得意・苦手が明確になりました。

これまで、獲得ポイントは、2021年の楽天経済圏改悪があったので、投信マイレージがあるSBI証券が有利かなと思っていたのですが、依然強い楽天経済圏、トータルで見るとまだ楽天証券の方に分があるようです。

もちろん個人差はあります。つみたて投信枠だけでなく成長投資枠まで含めて全て投資信託で運用したり、経済圏などはあまり使わないという方には、SBI証券が有利でしょう。

また、入金時ポイントはどちらも基本0.5%ながら上限額が楽天10万円、SBI5万円と2倍の差があるので、月5万円(年60万円)以上の投資をされる方は、この点において楽天証券が有利です。

また、米国株投資も住信SBIネット銀行があるSBI証券が有利だと思っていたのですが、楽天のキャンペーンが地味に延々と続いていることと、外貨建てMMFを使うと為替次第では楽天証券が有利になってきそうです。

もちろん為替はわかりませんし、キャンペーンなんていつ終わるかわかりません。

ただ、それはキャンペーンではなくとも両証券会社のどのサービスにも言えることですからね。

SBI証券を選択する強い理由となり得るのが、楽天証券では購入できないSBI・Vシリーズ等の存在です。

ただ、これも考え方は至ってシンプルで、新NISAでSBI・Vシリーズ等を購入する予定があるのならばSBI証券一択、eMAXIS slimシリーズ等でもよいのなら両証券会社に優劣はありません。

私の場合は、新NISAのつみたて投信枠でeMAXIS slim S&P500、成長投資枠で日米高配当ETFを運用しようと計画しています。

SBI証券でなければ購入できない銘柄は無く、楽天経済圏を使っているため獲得ポイントも総合的には楽天証券が有利になりますので、新NISA口座を楽天証券で開設しようと思います。

追記:楽天投信残高ポイントプログラム復活(2023.10)

投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されるサービスが楽天証券で復活しました。

上記の比較表では「保有時ポイント」について、楽天は実質ゼロ、SBIは投信マイレージとしていますが、楽天側が投信残高ポイントプログラムへと変更されたことになります。

しかし、このプログラムの対象となるファンドは「楽天・S&P500」と「楽天・オールカントリー」の2本だけでした。

多数のファンドを対象とするSBI証券の投信マイレージと比較するには規模が違いすぎるため、上記比較表は「保有時ポイントについてはSBI証券が優越」のまま変更なしとします。

復活というのであれば、廃止された2021年12月以前の同サービスの規模を踏襲してほしかったのですが、残念です。

もし、eMAXIS slimシリーズ等のファンドも含まれるようになれば、すぐさま対比表の修正します。

追記:SBI証券、楽天証券ともに為替手数料を無料化(2023.11)

米国株式等の運用で、これまで両証券会社ともに3~25銭程度の為替手数料が必要だったところが、SBI証券は2023年12月1日から、楽天証券は同年同月4日から無料化されるとの報道がありました。

米国株式等に投資される方は多いと思いますし、こういう競争は大変ありがたいですね。

上記比較表の記載内容を修正しました。

どちらも無料とのことなので、優劣については無しのままで変更ありません。

追記:楽天S&P500と楽天オルカンの信託報酬引き下げ&楽天日経225と楽天先進国株式(除く日本)追加(2023.12)

設定当初から最低水準の信託報酬であった楽天S&P500と楽天オルカンですが、12月1日から信託報酬さらに引き下げられました。

これにより、最低水準から単独最安値を更新したことになります。

加えて、楽天日経225と楽天先進国株式(除く日本)の2ファンドが追加されました。

これらのファンドを総称して「楽天・プラス」シリーズとネーミングされていたので、上記比較表でも「楽天・プラス」シリーズと記載しました。

「証券会社独占投資信託」の比較においては、従来はSBI・Vシリーズ等のラインナップが豊富で信託報酬が低いSBI証券を優越と判定しておりましたが、楽天・プラスシリーズ等のラインナップが充実し始め、何より単独最安値の信託報酬を設定したことを評価して、楽天証券が優越すると判定を改めました。

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