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【JEPI・QYLD】米国超高配当ETFを特定口座で運用するメリット

2024年2月8日

【JEPI・QYLD】米国超高配当ETFを特定口座で運用するメリット

新NISAから除外されたJEPI・QYLD・XYLD等を特定口座で運用するメリット

JEPI・QYLD・XYLD等の米国超高配当ETFは、毎月分配型のため新NISAから除外されました。

したがって、米国超高配当ETFを運用するなら、特定口座(課税口座)になります。

米国超高配当ETFの分配金に対する課税率は、以下のとおりです。

  • NISA口座:米国税10%のみ
  • 特定口座:米国税10%+日本税20.315%

これだけ見ると、配当利回りは我慢して、新NISA対象商品の中から銘柄選定しようかなと考えてしまいます。

しかし、NISA口座には無い、特定口座でしか使えないメリットがあるのです。

  • 外国税額控除:日本税から米国税を一定量控除
  • 損益通算:株式売却等の赤字と黒字を相殺して課税額を下げる
  • 繰越控除:1年間で損益通算できなかった赤字を、翌年から3年間まで繰り越して控除できる

外国税額控除で日本税を節税すれば、特定口座とNISA口座の税率差は、かなり小さくなります。

さらに、損益通算や繰越控除を使いこなせば、むしろ有利になる可能性もでてきます。

超高配当ETFは、インデックスファンドように株価右肩上がりではないため、損益通算を活用した運用が有効です。

これに対して新NISAは、損益通算や繰越控除が使えないため、右肩上がりの投資信託やETF以外を運用しにくいのがデメリットですね。

米国超高配当ETFの配当利回り比較

米国超高配当ETFの2024年2月時点の配当利回り等を表にまとめました。

コード配当利回り経費率5年株価上昇率5年平均利回り
PFFD6.34%0.23%▲11.85%5.60%
JEPI7.97%0.35%※12.3%
※8.67%
JEPQ9.39%0.35%※4.4%※12.26%
XYLD10.09%0.60%▲9.50%8.94%
QYLD11.51%0.60%▲16.38%11.38%

※ JEPIは4年間、JEPQは2年間の成績

2024年以降の米国金利低下に期待

2023年後半からハイテク株が大きく上昇しています。

必然的に、ハイテク銘柄の多いQYLD・JEPQが、相対的に少ないXYLD・JEPIより成績が良いという結果になりました。

QYLDやJEPQはハイテク株上昇相場の恩恵を受けやすく、反面ボラティリティが大きくなる傾向があります。

XYLDやJEPIは相対的にボラティリティが小さいことが強みでしょう。

2024年は米国の利下げ観測もありますので、各銘柄がどのような成績を上げてくれるか楽しみです。

優先証券(株と債券の性質を併せ持つ)を投資対象とするPFFDは、金利と逆相関の値動きが期待できます。

ここ数年の金利上昇局面で株価が下落しているので、利下げが始まると好成績になるかもしれませんね。

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