一級河川なのに小さすぎてヤリキレナイ
高校時代の仲間で北海道旅行をしたことは何度もあるが、そのほとんどはいわゆるフツーの観光地ではない。
このヤリキレナイ川もその一つ。
この川だけを目的で行ったのか、それとも他の旅行のついでで行ったのかは忘れたが、記憶にはこの川しか残っていない。
一応、一級河川であるという情報を事前に得ていたので、「場所はだいたいわかっているから、簡単に見つかるやろ」と、軽い気持ちで出発。
しかーし、どこにも川らしきものは見あたらない。
「ここじゃないのかな？（道迷い説）」
「いちいち看板なんて立ってないから、わからなかったのかもね。（見逃し説）」
「ここでは地上に出ていないのかも。（伏流説）」
「移動したんとちゃう？（ロプ・ノール説）」
など諸説が現れ、車中で不毛な議論が交わされつつも辺境へ進んでいくと、「あっ、あれや！ 看板あったで！」てな具合にヤリキレナイ川が発見され、いずれの説も間違いであったことが証明された。
せやけど、一級河川などという偉そうな肩書きのわりには、めっちゃ小さいでやんの。てゆっか、溝ちゃうん？
以上、氾濫したところで何の脅威にもなり得なさそうなヤリキレナイ川君でした。
