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粘土質の庭を微生物で腐葉土で土壌改良|ムラサキシキブが育ちました

2023年9月13日

粘土質の庭を微生物で腐葉土で土壌改良|ムラサキシキブが育ちました

艶やかな果実が魅力のムラサキシキブ

暑かった2023年の夏も終わりを迎え、少しずつ草木も夏から秋へと移りつつあります。

自宅の庭における秋の主役はムラサキシキブです。

夏の終わりごろから可愛い紫色の花が咲き、それが小さな緑色の実となり、実の色が緑から白へ、そして紫へと変化していきます。

この艶やかな紫色の実を観るのが昔から大好きで、いつか自宅を持ったら、庭にムラサキシキブを植えようと決めていました。

ところが、ようやく自宅を得て庭の予定地を見てみると、そこには雑草すら生えていません。

長らくコンクリートの下にあった土なので、「土が死んでいる」のです。

そこで、この粘土質の土を、微生物やミミズなどが暮らせる土壌改良をすることから始めました。

ホームセンターに行くと、堆肥や腐葉土などの土壌改良材が揃っていましたので、庭の土を掘り起こして、土壌改良材を混ぜていきました。

1ヶ月程で雑草が息吹き始めたので、まずはアネモネなどの草花で土壌改良の成功を確認し、満を持してムラサキシキブの苗木を植えました。

苗木の段階では葉がほとんどなく、このまま立ち枯れしてしまうのではと心配していましたが、春から夏にかけてすごい勢いで成長し、あわてて剪定しないと庭の他の植物を覆ってしまうほどでした。

そして夏の終わりに緑色の実が鈴なりに生り始めます。

粘土質の庭を微生物で腐葉土で土壌改良|ムラサキシキブが育ちました

そして秋の到来を告げるように、根元から順に次々と紫に色付くのです。

粘土質の庭を微生物で腐葉土で土壌改良|ムラサキシキブが育ちました

これほど艶やかなムラサキシキブ、冬になるとまるで枯れてしまったかのように細い枝だけになってしまいます。

最初の頃は心配したものですが、今ではすっかり慣れて、きっと冬や春の主役の邪魔にならないようにしているのかなと、そう思うようになりました。

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