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【2024年4月】新NISAの運用実績をブログで公開(4ヶ月目)

【2024年4月】新NISAの運用実績をブログで公開(4ヶ月目)

新NISAつみたて投資枠の銘柄選定|楽天・S&P500

新NISAの投資方針を検討した結果、つみたて投信枠ではS&P500投資信託、成長投資枠で日本高配当ETF・米国高配当ETF・ADR銘柄を購入することにしました。

新NISAの投資戦略|S&P500投資信託と日米高配当ETFの組合せ
新NISAの投資戦略|S&P500投資信託と日米高配当ETFの組合せ

Contents投資目的と投資方針つみたて投信枠ではS&P500投資信託修正:投資先をeMAXIS Slim S&P500から楽天・S&P500へ変更成長投資枠では日米の高配当 ...

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新NISAのつみたて投信枠では、楽天・S&P500で積立投資を開始しました。

私はもともと、つみたてNISAでは、「信託報酬の低さ」「純資産額の大きさ」から判断して、eMAXIS Slim S&P500に投資していました。

eMAXIS Slimシリーズは、継続的に最低水準の信託報酬に修正してくれるので、安心して長期保有していたのです。

しかし、2023年後半にeMAXIS Slim S&P500より信託報酬が安いS&P500投資信託が次々と設定されたのですが、今までのところ業界最低水準への修正はなされていません。

つみたてNISAで投資してきたファンドへの愛着は強かったのですが、同じ指数であれば、信託報酬の低いインデックスファンドを選択するというポリシーを優先し、現在時点で最安ファンドの楽天・S&P500で新NISAつみたて投信枠をスタートしました。

長期保有となれば、わずかであっても信託報酬の差は効いてきますからね。

いつかeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が最低水準の信託報酬に値下げしてきたら、その時点で投資先変更しようと思います。

S&P500投資信託の信託報酬等を比較|eMAXIS vs 楽天
S&P500投資信託の信託報酬等を徹底比較|eMAXIS vs 楽天

Contents新NISA開始前年に信託報酬の安いS&P500投資信託が多数誕生S&P500投資信託の比較(2024.5)楽天・S&P500:iDeCo対象商品となり資金流入が ...

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2024年4月(運用4ヶ月目)の運用成績

新NISAつみたて投信枠での投資を始めてから4ヶ月が経過した2024年4月時点の運用成績は以下のとおりです。

【運用商品】楽天・S&P500

【つみたて総額】320,000円

【評価損益】16,247円(5.07%)

【2024年4月】新NISAの運用実績をブログで公開(4ヶ月目)

 

評価損益は、6.32%(3月)から5.07%(4月)とやや下落しました。

S&P500の好調や円安ドル高に支えられてトータルリターンも順調に増えていましたが、直近、米国の利下げ開始時期が遅れる可能性を示唆する経済指標が出たことから、やや下落しました。

バブル期以来の円安ドル高|米国の利下げ後退と日本の金融緩和継続で大きな金利差

2024年の為替については、米国利下げ&日本利上げの予想があり、円高ドル安になるという観測もありました。

しかし、現在までのところ、米国は景気が底堅く、インフレ再燃の懸念から利下げはまだ実施されていません。

一方、日銀はマイナス金利を解除しましたが、金融緩和政策は継続する考えを明らかにしました。

その結果、日米の金利差は縮小されること無く、現在も記録的な円安ドル高が進行中です。

さらに、新NISAによる米国株投資(日本から米国へのキャピタルフライト)も、円安ドル高を促進しています。

インフレ時代の資産防衛|円安相場の攻略法・インフレに強い資産とは
キャピタルフライト|新NISAの米国投資で進む円安インフレ対策5選

Contents日米の金利差に起因するインフレの危機キャピタルフライトに起因するインフレの危機円安・インフレへの対策5選①外貨預金・外貨建てMMFの保有②米国株式の保有③物価連動債券(インフレ連動債券 ...

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つまり、円安ドル高は一過性のものではなく、今後も継続するかもしれません。

もちろん、当初の観測どおり米国の利下げが始まって、円高ドル安に進む可能性も否定できません。

確かなことは、為替で投資をためらっていては、機会損失が大きくなってしまうということです。

S&P500のような優れた指数に連動するインデックスファンドに投資する際には、為替動向予想に左右されることなく、少しでも早く積立を開始して、長期投資による複利効果を実感できるようにしたいですね。

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