パニック障害

長期休暇と予期不安・パニック発作の相関性(2020年5月)

2023年8月21日

長期休暇の憂鬱

ゴールデンウィークもそろそろ終わる5月4日。

長期休暇特有の漠然とした不安をある程度強く感じたので、夕方5時頃にワイパックスを1錠ずつ飲んだが、不安は無くならなかった。

午後8時頃、家族で公園に散歩へ出かけることになったので、一緒に行って歩いているうちに落ち着いた。

ワイパックス服用から3時間経過していることを考えると、薬よりも歩いたことが良かったのだろう。

長期休暇なぜ不調になりやすいのかを散歩しながら考えた。

平日は夕方になったとき、今日も1日が終わって解放されたと感じ、夜は自宅に帰って過ごせることを幸せに思う。

これに対し、休日は夕方になったとき、今日も何もせずもったいないことをしたと、1日が終わるのを寂しく感じてしまう。

これらのことから、休日、特に長期の休日は、充実したイベントを入れることが大切なのだと思った。

ついつい、平日の疲れを癒そうと、かつ乗り物が苦手なのでどこにも出かけたくないと思いがちなのだが、ベッドに1日中いることが休日ではない。

ただ。何も予定を決めずに休日が始まると、おそらくスマホ片手にベッドでゴロゴロしてしまうだろう。

長期休暇になるとかなり高い確率で予期不安や発作が起きてしまう。

この相関を断ち切るため、何か体を動かす楽しい習慣を見つけて、充実感・達成感を得ることが必要だと認識した。

定年後を長期休暇としないための準備

10代や20代の頃は長期休暇にやりたい事なんて考えずともたくさんあったが、サラリーマンとして約40年も仕事に時間拘束された結果、本当に多くの趣味を失ってしまった。

定年後無趣味という悲しい人生にならないよう、そろそろ仕事に休日までつぶされる日々から脱却して、自分はどのように生きてみたかったのか、後半生へ向けてもう一度探してみよう。

ここを怠ると、定年後の無趣味な長期休暇状態が不安で、無意味な再就職をして死ぬまで働くという人生が容易に想像できる。

退職金運用等で経済的自由を得て、我慢した前半生の分も楽しもう。

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