パニック障害

【認知行動療法】飛行機トレーニング(羽田ー札幌:2018年5月)

2023年8月19日

飛行機とスピーチ:パニック障害には苦手な組み合わせ

北海道への出張が決まった。出発前日まで、不安というより気が乗らなかった。

飛行機出張は、先月の沖縄出張で自信をつけたし、北海道は沖縄より短距離なので大丈夫だと思ったが、出張先の会議でスピーチをしなければならないことが、たまらなく嫌だった。

飛行機とスピーチという組み合わせが、初めてパニック発作を起こした日と同じ組み合わせだったので、気持ちの整理がつかない状態が前週から続いており、精神的コンディションがあまり良くなかった。

当日朝は4時起きで、その段階ではもう迷うことなく出発した。

空港で見た、自分がこれから登場する飛行機が意外と小さいと思って少しビビり、待合室で10秒くらい不安を感じたが、気持ちで負けているぞ!と自らに言い聞かせることによって、不安の打ち消しに成功した。

飛行機に乗る頃には落ち着いていた。乗った後、歴史小説の本を読んでいたら完全に平気になった。

起きたのは着陸で降下して行く時だった。飛行機は、もう本当に大丈夫なのだと思った。

有名なスピーチを勉強して、苦手を得意に変えていこう

会議のスピーチは、

  • 謝辞
  • 伝えるべき重要な事
  • あとは場の流れを読んでアドリブ

これだけを頭に入れておけば大丈夫と思っていたが自信が持てず、会議前にトイレの個室で原稿を作って暗記して、何とかなった。

若い頃、自分はスピーチが得意だと思っていたが、パニック障害以降は苦手意識がある。

これがストレスとなって出張時の乗り物に影響しては困るので、スピーチに自信を持つよう工夫が必要だと思った。

世の中には感動的なスピーチがたくさんある。今回のようなその場しのぎではなく、しっかり勉強して苦手を得意へ変えていこうと思った。

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