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【新NISA】米国高配当ETFの銘柄比較|高金利はPFFDの買い場?

2023年10月26日

【新NISA】米国高配当ETFの銘柄比較|高金利はPFFDの買い場?

新NISAの成長投資枠で米国高配当ETFを運用

新NISAの投資方針を検討した結果、つみたて投信枠ではS&P500連動の投資信託、成長投資枠で日本高配当ETF・米国高配当ETF・米国債券ETF・ADR銘柄を購入することにしました。

新NISAの投資戦略|S&P500投資信託と日米高配当ETFの組合せ
新NISAの投資戦略|S&P500投資信託と日米高配当ETFの組合せ

※ 2023年9月4日に公開した記事ですが、追記・修正して2024年1月21日に再度公開しました。 Contents投資目的と投資方針つみたて投信枠ではS&P500投資信託修正:投資先をeMA ...

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米国高配当ETFについては

  • 高配当ETFとして有名な「VYM」「HDV」「SPYD」をコア
  • 超高配当ETFとして有名な「JEPI」「PFFD」等をサテライト

以上のようなコア・サテライトの役割分担で投資して、ポートフォリオ全体の利回りをコア・サテライトの保有比率で調整しようと思っていました。

しかし、新NISAでは、金融庁が投資対象商品を選定しており、「整理銘柄に指定されている上場株式等」「監理銘柄に指定されている上場株式等」「信託期間20年未満の投資信託等」「高レバレッジ型の投資信託等」「毎月分配型の投資信託等」は除外されます。

したがって、毎月分配型の「JEPI」「PFFD」等は、新NISA対象商品から除外されます。

とはいえ、新NISA成長投資枠の年間投資上限は240万円です。

成長投資枠1200万円を使い切るには最短でも5年は要します。

その間には、金融庁による対象商品のルール・銘柄変更もあるでしょうし、ファンド側も「毎月分配」ではなく分配金を出す頻度を下げた「JEPI」「PFFD」等を設定してくるかもしれません。

新NISAは、おそらく小さくは無いマーケットでしょうからね。

本記事では、期待も込めて超高配当ETFのデータも記載します。

米国高配当ETFの配当利回り比較(2023.10)

米国高配当ETFの2023年10月時点の配当利回りを表にまとめました。

比較のため、2023年9月の配当利回りを( )内に記載しています。

なお、利回りは米国税(10%)抜きで計算しています。

コード配当利回り2018年初からの
株価上昇率
5年平均
利回り
5年平均
増配率
VYM3.25%

(3.19%)

18.19%

(20.66%)

3.22%6.29%
HDV4.27%

(4.18%)

7.48%

(9.71%)

3.71%4.81%
SPYD5.27%

(5.07%)

▲9.93%

(▲6.36%)

4.61%7.62%
PFFD6.91%

(6.47%)

▲29.10%

(▲24.40%)

5.42%36.43%
JEPI9.80%

(9.64%)

5年未満5年未満5年未満
XYLD10.81%

(10.70%)

▲23.49%

(▲22.70%)

8.09%15.05%
QYLD11.59%

(11.55%)

▲31.88%

(▲31.63%)

10.97%5.31%

※ 青太字は前月比上昇、赤太字は前月比低下

金利に敏感な値動きをするPFFD

2023年10月の米国市場は、米国債の売りが止まらず、長期金利の指標となる10年国債利回りが5%を超えるなど、2007年以来の高水準を記録しました。

このため、米国株は軒並み下落し、高配当ETFも同様に下落基調となりました。

株価下落に伴い、利回りは上昇しています。

特徴的な値動きをしたのはPFFDで、全体的に株価下落基調であった中でも、特に大きく下落(▲4.70%)しました。

これは、PFFDの構成銘柄が金融セクター中心(約68%)であり金利上昇に弱い事、そして投資対象が株式ではなく優先証券(株式と債券の性質を併せ持つ)であるため米国債券価格が下落した事が影響しています。

この金利の影響を受けやすい特性をデメリットとするか、逆に買い場としてメリットとするかは、皆様の投資目的次第だと思いますが、仮に後者だとしたならば、新NISA開始直前のタイミングで買い場が来るというのは面白いですね。

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